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プラスチックごみを燃料に変える油化装置がすばらしい!

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 もともとは石油から作られたプラスチックですが、現状では不要になったプラスチックの大半がごみとして埋め立てに使われたり焼却処分されています。ごみ処理工場によっては焼却時の熱を使って発電しているところもありますが、まだまだ少数です。

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 そのプラスチックごみを石油に戻す装置を作ってしまったのが、神奈川県平塚市にあるベンチャー企業ブレスト社です。

2013年 「日経ビジネスオンライン」に弊社記事が掲載されました。
神奈川県平塚市廃プラスチック油化装置のブレスト

 ごみは、処分するにもコストがそれなりにかかるんですが、油化するとごみじゃなくなって、資源になるわけです。すばらしい!

 もともとは、ごみ処理場向けの大規模な設備を開発していたそうですが、採算が合わない。そこでブレスト社が着目したのは以下の点でした。

・小型化してごみが発生する場所に油化装置を設置する
・油化に適したプラスチックだけを分別して利用する

 1日に200キログラム程度のプラスチックごみが発生する場所であれば、食品工場や農業の現場、漁業の現場、スーパーマーケット、ファストフード店などいくらでもある。小型機なので、そういった場所に直接設置できる。現場で発生したプラスチックごみをその場で油化すればよいので、大型機のように、毎日大量のプラスチックごみを回収、運搬してくる必要がなく、それらにかかるコストやエネルギー、CO2発生量も大幅に削減できる。
プラスチックごみの山が油田に変身:日経ビジネスオンライン

 油化に適しているプラスチックは、PP、PE、PSの3種類だそうです。

 「小型機であれば、プラスチックごみというエネルギー資源の『自産自消』が可能になると考えた」と伊東氏。

 とはいえ、小型機を実用化するには、乗り越えるべき大きな壁があった。

 油化できるプラスチックごみの種類を、お菓子の包装袋などに多く使われている「PP(ポリプロピレン)」、レジ袋やPETボトルのキャップなどに使われている「PE(ポリエチレン)」、そして、コンビニエンスストアの弁当やカップ麺の容器、発泡スチロールなどに使われている「PS(ポリスチレン)」の3種類に絞る必要があったのだ。
プラスチックごみの山が油田に変身:日経ビジネスオンライン

 Youtubeには動画も投稿されていて、すでに400万回近く再生されています。

 1kgのプラスチックごみを油化すると、約1リットルの混合油が作れて、それをさらに蒸留することで、ガソリンと軽油と灯油に分離できるんですってよ!

 動画の中では蒸留・分離後の状態も出ていましたが、見た感じでは、ガソリンが50%、軽油が40%、灯油が10%くらいでしょうか。これは、投入したプラスチックごみの種類によっても変わってくるのかもしれません。

 さらには、この油化装置とディーゼル発電機を合体させて、廃プラスチックを燃料にする発電機まで作ったそうです。

「プラスチックごみ1キログラムで1リットルの混合油が生成される。1リットルの生成油で3.4キロワット時の発電が可能だが、そのうち1.2キロワット時の電気が1キログラムのプラスチックごみを油化するのに使われるため、結果、2.2キロワット時の発電能力がある」と伊東氏。
プラスチックごみの山が油田に変身:日経ビジネスオンライン

 いままで、処分するためにコストをかけていたプラスチックごみなんですが、それを燃料にして発電できるってすごくないですか?

 燃料になるんだったら、ごみじゃないですよね。立派な資源です。

 資源を捨てるなんてもったいない!

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